Video Sequence Editor所感

Blenderは3DCGソフトなので、動画編集の機能(Video Sequence Editor)がついていることはあまり知られてないと思う。
自分も最近まで知らなかったし、検索しても日本語の情報はあまり出てこない。

フリーの動画編集ソフトってあまりないので、選択肢の一つとしてVSEを検討するのもいいんじゃないかと思って、しばらく使ってみた。
(一般にはAviUtlの拡張編集がよく使われているようだけど、残念ながらうちの環境〈Windows7 64bit〉ではまともに動かない)

YouTubeにアップしたチュートリアルくらいのものが作れることはわかった。

他に使っていて、おや? と思ったことは、

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○映像と音がずれるムービーがあった
 ビデオキャプチャーしたムービーを読み込むと、普段は問題ないが、1本だけ、音声が1フレーム短いムービーがあった。もちろん設定は29.97fにしている。
 再生してみると、1fどころか5fくらい音声がずれてる気がする。原因は不明。

○シークがおかしくなった
 ハードカットとソフトカットを併用しているストリップ(素材)で、シークすると正しいフレームが表示されないことがたまにあった。
 Refresh Sequencer を押すと正しくなるようなんだけど、再生するとまたおかしくなる。

インターレース解除が使えない
 一応機能はあるけど、方式が一つしかなく、うまく解除できない。

○出力形式が限られている
 種類はたくさんあるけど、うまくいかないものが多い。
 H.264は拡張子が.aviになる。AACは指定すると落ちる。
 Xvid+AC3だとうまくいくけど、AC3ってあまり使われてないようだし、
 Xvidの高ビットレート+WAVEで出力して、AviUtlでH.264AACのmp4にするのが良いのかなあ。

○日本語が駄目
 Blender 全体の問題だけど、ファイルのパスに日本語があると、ファイルダイアログに表示すらされない。
 VSE上で日本語の字幕を入れるのも、たぶんできないと思う。そういう作業をするには向いてない。

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ということで、仕事に使うにはやや不安が残るかな? という感じ。

1万円くらいの動画編集ソフトの購入を考えているなら、VSEも検討対象に入るだろう。
なんとかエレメンツは、解像度が固定されているとか、バグが直されずに次のバージョンが出るとか、OSが変わると動かないとか、いろいろと悩まされる点があるから。