【1. 異空生命体を呼ぶ者達 パートⅡ】
(こちらに敵意を持っている異空生命体に友好的なメッセージを送るにあたり)
チャコティ「(こちらの)武装を解除しろ」
トム「副長?」
チャコティ「どっちかが先に信じなければならん」
ジェインウェイ「今の命令は取り消し。楽観主義はいいけど武器だけは必要よ」
ドクター「私は倫理感から解き放たれたことで、より効率的になった」
セブン「“仕方がない” お前はよくそう言うな。自分の利益のために生命体を殺すことも、仕方がないと片付ける。それで気が休まるのか?」
ジェインウェイ「あなたたちは、私たちの信頼を利用した。クルーを裏切った。同じ過ちは犯さない。(……)常に私の監視の下に行動してもらいます。自分で信用を勝ち取って」
【2. ボーグの絆を求めて】
(相互交流のために異星人を多数乗船させて、犯罪が増えていることを懸念するトゥヴォックに対し)
ジェインウェイ「個人的な意見だけど、船を解放したのはいい経験だし成功だと思う。私は満足よ」
チャコティ「私もだ」
トゥヴォック「それでしたら、私も満足ですよ」
チャコティ「命があるのと生きるのは違う。集合体にいるのは、生きているとはいえない」
【5. アリスの誘惑】
アバドン「実に有意義な取り引きでした。おおっと、一つ言い忘れました」
ニーリックス「当てましょう。これで取り引きは完了!」 #字幕「分かってる 返品不可だろ」
【10. 遥か彼方からの声】
ハーキンズ「レッジ! ……保安員を呼びたくないんだよ」
パリス提督「秘書を困らせないでくれよ」
パリス提督「私にできるのはそこまでだ」 #字幕「多くを望むな」
【11. 愛しのフェア・ヘブン】
(キムとリアムが腕相撲で戦っている)
サリバン「気の毒に。この3年間リアムは負け知らずなんだ」
ジェインウェイ「何事にも“初めて”がある」 #字幕
サリバン「楽天家だな」
ジェインウェイ「現実的なの」
ジェインウェイ「彼のパラメーターを次のように調整するように。19世紀の教育を記憶させて。トリニティ・カレッジ3年生を学習」
(……)
ジェインウェイ「彼をもっと刺激的に」
コンピューター「具体的に」
ジェインウェイ「もっと、複雑な性格にしてちょうだい」
コンピューター「具体的に」
ジェインウェイ「もっと率直で、自信家で大胆に。彼を取り巻く世界に対して好奇心を持たせて」
(……)
ジェインウェイ「次に、マイケルの背丈をもう少し高くして。あと3センチね」
(……)
ジェインウェイ「奥さんを削除」
【12. 超進化惑星の煌き】
ドクター「様々な州が宇宙開発競争をしてるんです。誰が最初に、スカイシップへロケットを送り込めるか」
ジェインウェイ「宇宙飛行士が乗ったシャトルのこと? それとも弾頭つきミサイル?」
【13. 心に響く歌】
ジェインウェイ「憧れの人の私生活まで、ファンは知りたくなるものなの。そうやって自分もその人に近づこうとするのよ」
ジェインウェイ「名声は大抵、はかない」
(ヴォイジャーから去るドクターが、セブン向けの社交術のデータの残りを持ってきたことに対し)
セブン「その中には友情の終わらせ方も入っているのか?」
【14. 虐殺の記憶】
ニーリックス「ボーグだったとき、嫌なこともいろいろ……やらされたんだよな」
セブン「何百万人も同化した」
ニーリックス「気を悪くしないでくれよ。でも、自分のやったことが、恥ずかしくならないか?」
セブン「それはしょっちゅうだ」
ニーリックス「そのときどうやって、乗り越える? 恐ろしいことをやったとわかってて」
セブン「今さら仕方がない」
ニーリックス「罪悪感は無意味か?」
セブン「いや、その逆だ。罪悪感のために、自分のしたことを忘れない。それが同じ過ちを犯すことを防ぐのだ。苦しい感情ではあるが、非常に有意義なものだ」
塔の台座に刻まれた文字「言葉はこの悲劇を伝えきれない。言葉は再び起こる悲劇を防ぐことはできない。言葉を越えるものは経験のみ。経験の向こうに真実がある。この真実を生きよ」
【16. 遺棄されたボーグ】
ファースト「俺がお前たちを守り、統率してきたんだ」
セカンド「お前が決めた、勝手なルールでな」
【17. フェア・ヘブンの反乱】
ジェインウェイ「町の人々は作り物でも 彼らへの気持ちは本物なの」 #字幕
【18. 帰らざる時間】
チャコティ「時間で管理し過ぎるのもいけない。ときにはのびのび自由にさせないと」
セブン「子供たちには基本を身につけさせないと」
チャコティ「異論はない。だが何ごとも限度がある。彼らはボーグ・キューブにいるわけではない」
セブン「私を集合体と比較するのか?」
チャコティ「君は4人をひとかたまりで捉えている。全員同時に同じことをさせてね」
セブン「4人に学ぶ機会を平等に与えているのだ」
チャコティ「それぞれが個人だ。自分を表現する場を与えられないので反抗してるんでは」
【20. 自立への旅】
チャコティ「毎年1人や2人、1年持たないクルーはいます。普通なら解雇ですが、彼らの場合は任務を解いて自らの興味を追求させるのが1番かと。その方が船に支障が出ません」 #「解雇」は「reassigned」。字幕では「転属」
ジェインウェイ「彼らはドローンじゃない。ただ停止させるわけにはいかない」
ジェインウェイ「この3人は私の船の落ちこぼれだわ。私の問題でもある」
ジェインウェイ「ただの世間話よ」
ハレン「だが暗黙の仮説に満たされています。私が同意しかねるね」
ジェインウェイ「人生計画を狂わせてしまったのね。でもそれはクルー全員に言えること。宇宙探査にはつきものなの。予測不能だもの」
【22. ヴォイジャーの神々】
ベラナ「(……)それじゃ芝居にならない」
ケリス「そこが問題なんだよ。人違いされるのはどう? 発覚、そして突然の逆転(……)」
詩人「芝居の本質さえ見つかればいいんだ。そうすればそんな小細工は必要ない(……)」
詩人「ここでは詩人は怠け者になりました。観客の心を動かすのに、小細工に頼る。昔はそうじゃなかった(……)」
(……)
ケリス「芝居の本質ね。そんなのは古くさいだけだ。今は、客が欲しがるのは刺激と、情熱だ」