スタートレック:ヴォイジャー シーズン7

【1. 聖域ユニマトリックス・ゼロ パートⅡ】

 ボーグ・クイーン「同化された者はすべて友だちになれる。お互いが考えていることが全員にわかるのだ」

 ボーグ・クイーン「私もお前と同じ年頃のとき同化され、最初は不安だったが、仲間の声が聞こえ始め、考えがわかると、何も怖くなくなった」

【2. セブンの涙】

 (セブンの皮質ノードが故障して)
 ジェインウェイ「集合体の一員だったら? 修理してもらえる?」
 セブン「それはない。修理など行われず、他のドローンと交換される」
 #字幕

 (イチェブがセブンの体調を尋ねてセブンが怒る)
 イチェブ「僕何か悪いことした?」
 ドクター「君に怒ってるんじゃない。ただ、怒ってるんだ」
 イチェブ「よくわからない」
 ドクター「病気になったときの自然な反応だよ。監禁されて、苛々しているんだ。自分の脆さを恥じてもいる」
 (……)
 ドクター「本調子じゃないときの自分を、誰にも見られたくないんだ」
 イチェブ「病気はセブンのせいじゃない」
 ドクター「その通りだ。だが彼女のやり方で対処させてやらなくては。できる限り、尊厳を守ってな」

 セブン「ボーグに死後の概念はない。しかしドローンは停止しても、集合体の意識の中で記憶は生き続ける。集合体が存在する限り、ドローンも存在するのだ」

【3. 愛の危機】

 ニーリックス「足が棒だ。一日中座る暇がなくってね」(と、ベラナの傍に座ろうとする)
 ベラナ「あたしを心配してくれてるなら、大丈夫よ」
 ニーリックス「え? 俺が君を心配? まさか」

 ニーリックス「君らが“モクター(不釣り合い)”なら、さぞ、辛い3年間だったんだろうな」
 ベラナ「いいえ、トムは最高の人だわ。楽しい時間を過ごせた。彼はそれで十分みたい。でも私は違う」

 オザール「平和は、まだ非常に脆い。どんな些細な決めごとも大きな意味を持って取られてしまうんです」

【5. 正義のドクター・スピリット】

 チャコティ「ドクターからモバイルエミッターのことを聞き出したんでしょう」
 ジェインウェイ「誉められれば何だって喋る人ですものね」

 ダイセク「この女性は亜大陸の半分に水を供給している灌漑施設の技術主任だ」
 ドクター「だから命を差別するのか?」
 ダイセク「彼女の健康は我々の生存に寄与する。レベル・レッドの少年には無理だ」
 ドクター「チャンスも与えないでどうしてわかる」
 ダイセク「社会にとって重要な人物はTC(治療係数)も上がり、より良い治療が受けられる」
 ドクター「彼にはその時間がないんだ」
 ダイセク「気の毒だとは思う。だが我が国は管理官に従うことによってめざましく進歩した」
 ドクター「ほんの一部はな」

 ドクター「私は命を救おうとしただけだ」
 チェリック「私はこの社会を救おうとしている」
 (……)
 チェリック「彼はこの社会に貢献できない。医療物資の無駄だ」

 ドクター「私はある男に……毒を盛った」
 セブン「故意にか?」
 ドクター「そうだ。死にかけてる大勢の患者を救うために仕方なかった」
 セブン「では集合体の利益のために、個人を犠牲にしたのか」
 ドクター「そう言われても仕方ないが、ボーグの理念に賛同しているじゃない」

【7. セブンになったドクター】

 トゥヴォック「私の“ポンファー”は、初期の段階にある。衝動はまだ、コントロールできる」
 トム「まったく驚かせてくれるよ。はるかに進んだバルカン人が、未だ盛りの本能に悩まされてるのか」

 ヴォイジャー艦内の調査を要求されたので、平和的な代案を出した上で武力での威嚇をして代案を飲ませ)
 ジェインウェイ「たまには威嚇も必要よ。それが外交ね」

【8. 偽りのナイチンゲール

 ジェインウェイ「難しい問題を持ち込んでくれたもんね。アナーリと取り引きしようとしてるのに、もし敵を助けると知られたら……」
 キム「ただ黙って見てられなかったんです」
 ジェインウェイ「だから他人の戦いに干渉していいと言うの?」

 ドクター「人づき合いはいくらボーグでも、同化してこなかったようだ」

【9. 裏切られたホログラム革命】

 ケジャール「私たちは、望んで新たな生活を始めるわけじゃない。それしかないのよ」

【10. 対決する時空】

 ジェインウェイ「でもフェレンギ人が言うように、“うまい嘘には真実より現実味がある”」

【11. 母となる者の孤独】

 キム「でも、彼女がそうしたがる気持ちもわかるんだろ」
 トム「どうしたらいいいんだ?」
 キム「“気持ちはわかる”って伝えたら?」
 トム「それが何になる?」
 キム「少しは気持ちが和らいで……君の意見に耳を貸すようになるかもしれない」

【12. 宿命の殺人星人】

 イェディク「奴は暴力でしかものを覚えられん」
 ジェインウェイ「ずいぶん暴力の効果を確信してるようね」

 ニーリックス「公平な立場の人間はいないのか? 裁判官とか」
 ジョレグ「ベクト・バレク・クバディブ」
 ジョレグ「古代ナイジア語だ。“尊重されるべきは被害者”」#字幕
 ジョレグ「このボードを盗まれたとする。そのときの君の喪失感を、裁判官が理解できると思うか? 彼にはただのボードだが、君にはかけがえのない宝かもしれない。まして子供を殺されたら?」

【13. 預言の子】

 トゥヴォック「200人のクリンゴンは、それだけで脅威です。彼らに適した星が見つかるまで、シャトルベイに拘束すべきでしょう」
 ニーリックス「女性も子供もいるのに監禁なんて無茶っすよ」
 ジェインウェイ「同感です。全デッキの警備を強化し、くれぐれも規則に従うようゲストに徹底してください」

【14. 略奪空間の怪人達】

 トム「逆の立場なら、ヴァレンは平気で奪うでしょう」
 ジェインウェイ「私たちは違う」

 ジェインウェイ「でもやはり私たちは私たちの原則に従うべきだと思います」
 チャコティ「クルーの命と引き換えにしてもですか?」
 ジェインウェイ「どんなときでも、泥棒や人殺しをすることになるなら、イエスです。原則に従えば生き残れると信じてます」
 トゥヴォック「というと?」
 ジェインウェイ「連邦は相互協力を元に形成されている。結ばれた全体は単なる個々の集合に勝るという理念です。ヴォイジャーは一隻だけでは生き残れない。でも他の船と一時的に同盟を結べば、資源を共有して脱出できるかもしれない」#字幕:「全体は部分の総和に勝る」
 トゥヴォック「我々がこれまでに遭遇してきた人々は、泥棒か人殺しです。同盟を結ぶ相手としてふわさしくありません」
 ジェインウェイ「同感よ」
 チャコティ「では誰と同盟を結ぶつもりです?」
 ジェインウェイ「私たちの原則に従ってくれる人々。殺さない、盗まない、そして諦めない人々」

 ヴァレン「私には養うべき、クルーがいるのだ」

 ジェインウェイ「単に、協力と忍耐が同盟者にとっての利益になると示したかっただけです」

 ○○「モジュレーターを拒んでも、彼が殺した人々は戻らない」
 ジェインウェイ「そうね。でもこれを使うことで殺人の共犯者になる」

【17. 人への歩み】

 ジェインウェイ「私は針路を決めただけ。旅をしたのはあなたよ」

【18. 断絶するQ】

 ジェインウェイ「交換条件で釣るような真似はしない方がいいわ。自分が取った行動がどんな結果を招くか、理解させることが大切なの」

 Q2「僕のことが邪魔なんだ。なぜ置いていったと思う? 2度も」
 Q「それを聞くなら“なぜ何度も戻ってくると思う?”だ」

【19. 夢みるホログラム】

 ベラナ「ちょっと個人的な感情が入ってるんじゃない?」

 ニーリックス「タラクシアのことわざにこういうのがある。“目の前の道が2手に分かれてたら、3本目の道を行け”」
 ドクター「……つまり?」
 ニーリックス「プログラムをもう一度直したらどうだい? ヴォイジャーに似てるところをもっと減らすんだよ」

【20. 終焉の星】

 トゥヴォック「では、武力を使うしかありません」
 ジェインウェイ「他の選択肢が残っているうちは駄目よ。彼らは私たちを誤解してる。これ以上野蛮だと思わせるわけにはいきません。それがどうしても必要になるときまでは」

【23. 偽りのクルー】

 ジェインウェイ「もう疲れたのよチャコティ。地球に戻れるかもしれないというほんのわずかな可能性のためにクルー全員を危険に晒すことに!」

 ベラナ「まだエミッターの改造が終わらないので、他の者を行かせます」
 ドクター「だったら改造は命令でなくお願いに変更します」

【24. 道は星雲の彼方へ】

 ジェインウェイ提督「何もしなければどうなるかはわかっています」

 ジェインウェイ提督「いつだって片道切符しか持ってないわ」

 ジェインウェイ艦長「私がハブを破壊せよと命じれば、誰も反対しないことはわかってる。でも命じません。みんな大切な部下がいる。自分の本音も知ってる筈。だからここにいる全員が同意しない限り計画は中止。反対しても誰も責めない」

 ジェインウェイ提督「でも艦長は尊大で、独善的。クルーは自分の命を差し出すことも厭わないほどの忠誠心に目を塞がれている」

 ボーグ・クイーン「もはや我々の間に言葉はいらない」

 ジェインウェイ艦長「コースをセット。故郷(こきょう)へ」